今日は未来の紙、SONYのデジタルペーパー「DPT-RP1」をご紹介します。
普段トランペットを吹いているとどうしても「楽譜」が必要です。
持ち運んだりコピーしたり書き込みを入れたりと。
長年続けると楽譜の量も膨大になります。
パッと出先で出せたら…これでリハーサルや本番を迎えられたらどんなにスマートかを夢見て今回の商品にたどり着きました。

製品リンク
ソニー｜デジタルペーパー｜dpt-rp1

詳しい情報については公式HPや先人の方々が書いていますので割愛します。
今回はあくまで私が使用する用途の範囲内になります。

デジタルペーパーとは？

その言葉の通り紙をデジタル化したもの、ということになります。
ノートのようにメモを取り、1枚のデータとして持ち運ぶことが出来ます。
またこれ1台で大量のノートを持ち運ぶ必要性がなくなります。
画面サイズは13.3型でほぼA4サイズです。
質量は約358gととても軽いので大量の資料が楽々持ち運ぶことができます。
メニューやページなどの操作はタッチ操作ができ、付属のペンで紙のように滑らかに書くこともできます。
これまで紙にプリントアウトしていた教材・論文・資料・マニュアル・メモなどをデータのままデジタルペーパーに転送できるのでいつでもどこにでも持ち歩けます。
更に、Wi-Fi機能が搭載されているため、ネットワークを介してファイル共有ができ、コミュニケーションもスムーズに行なえます。

楽譜の閲覧・書込みがデジタルペーパーで出来たら…

中学校の部活でトランペットを始めてから早数十年。
音楽大学まで進み、今もなお演奏活動を続けています。
ずっと付いて回るのが「楽譜」です。

昨今のデジタル化の進歩は素晴らしいですね！
今までiPadやSurface Proなどでも楽譜の閲覧、書き込みが可能になりました。
しかしAll in oneや2inを目的として使用すると色々と不便な点も多くすぐに使うのを辞めてしまいました。
楽譜を電子化してスマートにリハーサル、本番に望みたい…という想いが消えず、今回導入しました。

タブレット、タブレットPCでは手間がかかる

前述の通り、いくつか端末を使ってみましたが満足できず辞めてしまっていました。
私の求める条件を書出してみました。

1.閲覧・書込みがしたい
→iPadもSurfaceなどは多機能な面、ファイル閲覧や書込みまでの手順が多く、不具合(フリーズや強制終了など)も多いです。
→対象ファイルを対象アプリで開く、アプリによっては閲覧モードや書き込みモードなどもあり、紙としてはあるはずのない機能がとても多いのが現状です。

2.軽い・薄い・持ち運びやすい
→iPadもSurfaceなども驚くほどに薄くなりましたし、軽くもなりました。しかし、楽譜や冊子のような現実的な軽さには程遠いのが現状です。

3.データの管理やバックアップのしやすさ
→iPadもSurfaceなどもこの点はクラウドで管理出来るので問題はありません。

電子ペーパーとして必要最小限の機能で良い

前述であげた条件に対してSONYのデジタルペーパー「DPT-RP1」は最も理想に近づいてくれました。

必要最小限の機能しか無いので閲覧・書込みまでの手順がとても少ない
必要最小限の機能しか無いので「軽さ・薄さ」に特化することが出来、持ち運びやすさも抜群です。
データの管理やバックアップは難しくないのですがパソコンに専用ソフトを入れる必要があります。
更にこの「DPT-RP1」は以下のような特徴があります。

1.リアルさ
iPad ProやSurfaceなどはガラス面の為、書き心地が滑り、ペン先と表示面までの距離に違和感がありますが、「DPT-RP1」はデジタルペーパーなのでペン先と表示面の距離がとても短い上、まるで紙に書いているかようなザラザラとした書き心地がとてもリアルに出来ています。

2.手順や安定性
機能がシンプルなので不具合(フリーズや強制終了など)がほぼありません。

紙としての概念をそのままデジタルに引き継がれており、余計な機能はありません。
逆に言えば一見出来ないことを多く感じますが、実際の紙では必要のないものであり、最小限の機能に絞られてはいるが、テンプレートによるフォーマット作成の省略、ペンの太さや色を変更する度にペンを持ち変える、消しゴムを持ち擦る、などの動作を省くことが出来ます。
とても素早くスマートにメモをとることが出来ます。

前編はここまでとして後編は設定や使っている時の動作などについて書いていけたらと思っています。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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ソニー｜デジタルペーパー｜dpt-rp1

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